アイテムアナライザーはAmazon.co.jpで販売されている商品の現在までの価格、出品者数、ランキングの変動を見たり、利益の計算もできるツールです。
売れて利益の出る商品を見つけることができます。
1.アイテムアナライザーの使い方
スマートフォンの画像を参考に説明をしていきますが、WEBで動くツールのため、パソコンでも使用することが可能です。
1.1.検索窓に商品のASINなどの商品コードを入れて検索する
アイテムアナライザーで商品を検索するためには、アイテムアナライザーにログイン後、検索窓に商品コードを入れる必要があります。
今回の説明では、ASINコードを入れて検索してみます。
下記のようにASINコードを入力し「商品を検索する」を押すと商品情報を見ることができます。
次にASINコードがどこにあるかわからない方のために、どこからコピーすれば良いのか説明していきます。
スマートフォンの場合、Amazon.co.jpのアプリを開いてください(インストールされていない方はインストールする必要がございます)。パソコンの場合、 Amazon.co.jpの ホームページを開いてください。
Amazonの検索窓で自分が調べたい商品の名前を入力して、商品を探します。
商品が見つかったら商品ページを開きます。
商品ページを下の方にスクロールしていくと「詳細」という項目があるので、「詳細」をタップします。
詳細を開くと、下の方にASINという項目があるので、ここをコピーしてアイテムアナライザーの検索窓に貼り付けて検索してください。
1.2.グラフを確認する
アイテムアナライザーで商品を検索できたらまず確認したいのがグラフです。
価格、出品数、順位のグラフがあります。データは期間別に表示することができ、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年、発売してから全ての期間を見ることができます。
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価格:商品の価格の推移を見ることができるため、過去にいくらで売れていたかがわかる。
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出品数:検索した商品の出品数の増減が見れる。出品数が増えて、飽和しそうなのか、出品数が減ってプレミア商品になりそうなのかなどが判断できる。
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順位:検索した商品のAmazonランキングの推移が見れる。Amazonでは商品が売れるとランキングが1位に近づくように変動するため、グラフがギザギザの形になっていれば売れている可能性が高い。
1.3.期間別販売数を確認する
グラフの中でも順位(Amazonランキング)が何回変動したかを期間別にカウントした表です。
順位の変動を数えた表のため、売れた個数と完全に一致する訳ではないですが、少なくとも商品が売れているという目安にすることができます。
1.4.利益計算を行う
利益計算をタップすると、利益計算画面を出すことができます。
FBAで販売する場合と自己出品で販売する場合で手数料が変わってくるため、2種類の利益計算画面が表示されます。
※Amazonで販売する時の販売手数料を正確に計算するためには、Amazonが提供するFBA料金シミュレーターが一番正確となりますので、こちらはあくまで目安としてください。
1.5.相場情報を確認する
グラフで表示されていた、 価格、出品数、順位 を数字のデータとして確認することができます。
過去に順位が上がって、出品数が減った日を確認し、価格を見ることで、いくらで売れる商品なのか参考にすることができます。
2.売れる商品の見つけ方
アイテムアナライザーの使い方を覚えていただいたら、家電量販店、リサイクルショップ、ネットショップなどで仕入れを行うことができます。
ここからは売れる商品を見つけるコツを説明していきます。
まずお店やネットショップに行って、調べる商品を決めて、アイテムアナライザーで商品を検索しましょう。
グラフのパターンを覚えて、売れる商品を仕入れよう
実際に仕入れできるかどうか判断する際に必要になるのは順位(Amazonランキング)のグラフの形になります。
売れていない商品と売れている商品のグラフ画像を見てみましょう。
①売れていない商品のグラフ画像
赤丸の部分で出品者が減っていて、赤矢印の部分で順位が上がっているため、3ヶ月に1度は売れている商品ですが、全体的に売れていない商品ということがわかります。
せどりで早くお金を増やしていきたい場合、このような商品を仕入れてしまうとなかなか現金化できませんので、避けた方が無難です。
戦略的に回転率の悪い商品を販売していくようなケースでない限りあまりおすすめできない商品となります。
②売れている商品のグラフ画像
こちらは売れている商品のグラフになります。
順位(Amazonランキング)の変動がたくさんあり、ギザギザのグラフになっていることがわかります。
赤矢印の部分を見ると、価格も3ヶ月間安定していることがわかり、3800円程度で頻繁に売れている商品と判断することができます。
このような商品を見つけることができれば、利益計算画面に販売予定の価格と仕入れ値を入力し、利益が出そうであれば仕入れ、赤字になりそうであれば仕入れをしないという判断をすることができます。
是非売れる商品を探してみてください。